スタッフブログ

2019年9月8日

「選んでよかった」ワンランク上の満足度のための10回監査

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「選んでよかった」ワンランク上の満足度のための10回監査

松本市の工務店 小林創建の住宅の品質へのこだわり。

現場パトロールで気付いた問題点

小林創建代表の小林と常務と一緒に「現場パトロール」で
完成物件のチェックを行った時の話です。

この日、見に行った住宅は注文住宅。
「注文住宅」とは、設計から始まり、1から造る住宅のことを指します。
比較的にシンプルでお値打ちな、規格住宅よりも当然コストが高い住宅です。
そんな住宅の柱の釘の打ち方に疑問を見つけました。

大手のハウスメーカーを含め、住宅業界で行っている監査。
実はこれ、住宅基準の50%しか満たしていません。

なぜこんなに低いのか。
その理由は大きく分けて2つあります。

1つ目の問題

それは社内監査と第三者機関それぞれにあるメリット、デメリットです。
当然、社内監査では自社の社員目線になってしまう。
では第三者機関の場合はどうか。

チェックの仕方が義務になってしまい、
やらなければならないからやる、という視点になってしまう。
品質を高めることが目的のはずですが、現実はそうではなくなってしまっています。
つまりこれは、本質的なことが見落とされてしまう可能性があるということです。
そもそも何か事件が起きる原因て、肝心なことを行政が見落とした時ですよね。

もう1つの問題

それは、現場に全ての工程ごとの図面がないということです。
どういう意味?と思われましたか?
では、全体像がわかるものがないのになぜ家が建つのか。
実は「勘」です。
現場の大工さんや職人さんが長年培ってきた「勘」です。

現場監督と大工さんたちが、こうなればよいだろう、
こうすればお施主様の意図に沿っているだろうという
経験からの勘で成り立っているのです。

そんな状況の中、建築業界も深刻な担い手不足に悩まされています。
品質管理する現場監督や大工さんが高齢化し、担い手がいない。
これでは日本の建築業界の品質は落ちていく一方です。

昔と違って働く環境も改善されているのになぜこうなってしまうのか。
原因は、決められた工期、予算で何とかしなければならない中で、
品質管理や利益までをも考えなければならない無茶振りです。

大手ゼネコンとは違い、
ハウスメーカーは1人平均20棟、
工務店は10~12棟を同時進行で管理しています。

そんな中、指標となる明確な基準がない。
経験によって、それぞれ指示することが違う。
頼れる共通の基準もない。

そんな状況の中、これだけの棟数を同時進行すればヒューマンエラーが
発生するのは当然と言えば当然です。

この問題を解決しなければならない。そう思いました。
これらの問題を作っているのは、我々経営者であり、
解決できるのも我々経営者です。

住宅の品質を保つ為に基準書の作成

そして完成した基準書。
規格住宅だけではなく、注文住宅の基準書も作りました。
先程お話ししたように、注文住宅というものはゼロから創るオリジナルです。
その基準書の作成は正直本当に大変で、半年かかりました。

この基準書こそが「標準施工手引書」
小林創建の信念の核となるものです。

監査とは、その「標準施工手引書」に沿って、
後戻り出来ない大切な10回のタイミングにおいて、第三者機関の目で評価することです。
非常に意味があるのは、現場とは違うモチベーションを持った人がやるというところです。

何か問題があった時は、是正しないと次の工程に進めない。
お引渡しの時にお施主様には、この10回の工程全ての写真を渡します。
どんなメリットがあるのか。

もしも後で何かがあってもチェックできます。
施工の過程で目に見えなくなった部分の写真も残ります。

長い人生です。
ライフステージの変化などで、住み替えや手放しを検討されることもあるかもしれません。

その時に、謄本しかない物件と、契約書や図面、そして製造時の写真まである物件とどちらが高く売れるのか?ということも我々は念頭に置いています。


それは逆の立場で考えた時に、もしもあなたが中古物件を検討するとしたら、そのどちらの物件が安心できますか?ということです。
人生で一番高い買い物かもしれない住宅。

だからこそ資産価値を高める。
思い切って建てた家に誇りを持てる。
そんな満足度の高さを感じて欲しいのです。

10回監査をするもう一つの大切な理由があります。
「家」完成させることは簡単ではありません。

現場監督が一生懸命管理をし、職人は生命をかけて工夫をしています。
その作品に対して正当な評価をする必要があるのです。


以前、第三者機関に監査してもらった時にこんなことがありました。

「社長。私は全国の沢山の物件を見ています。その中でお宅の基礎は日本一だ」

基礎とは、住宅を造るときの土台となるいちばん大切な部分です。
なんと、その基礎の技術が日本一だと言ってもらえたのです。
私は職人になんの指示もしていません。

職人が自ら考案し、基準以上の仕事をしている。
この時に私は初めて、職人が会社を支えてくれていることを知りました。
知らなかったから、褒めたことはありませんでした。

第三者の視点が入らなければ、発見してもらえませんでした。
私はずっとそれが普通だと考えていたことでしょう。

第三者が見ることで、正しい評価ができる。
このことを本人に伝えると、普段は口数の多くないタイプですが、顔をクシャクシャにして喜びました。

お客様に、ご自身の建てた家に誇りを持っていただけるように。
より満足していただくために。
そして50年会社を支え続けてくれている職人や社員たちに正しい評価と、
そしてこれからの価値向上を目指して。そのために行っています。

「10回監査」
これこそが、小林創建のプライドであり信念です。

松本市の工務店 小林創建

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