のどかな田園風景を望む暮らしとお店がつながる家|安曇野市
- #新築
Contents
念願のパン屋と心安らげる住まい。
想いを平屋につめこんで
東京から中信エリアに移住し、夫婦で思い描いていたパン屋を開いたNさん。店のイートイン・スペースからも、ダイニングの大きな窓からも、四季折々に表情を変える田園風景と北アルプスの山々が広がります。
「半年ほど土地探しをして、このロケーションにまず惹かれました。初めて来た場所なのに、違和感がまったくなかったのです」
東京では分譲地に立つ築浅の一戸建てを購入して住んでいたものの、あまりしっくりきていなかったというNさん。新天地での住まいは、地元の気候風土を知り尽くし、美しい木の家を手がける小林創建に依頼しました。
「家をいちばん居心地いい場所に」。そんなNさんの願いを形にしたのは、注文住宅の「craft(クラフト)」でした。「木をふんだんに使いながらも、主張しない、すっきりとしたシンプルな住まい。だからこそ飽きることなく、住むほどに愛着と味わいが深まっていくはずです」と、営業を担当したUさんは話します。
ゆとりのある敷地に、動線に無駄のない平屋をプランニング。目の前が田んぼというロケーションを最大限に生かして、家族が集うダイニングの西側には大きな掃き出し窓を。
「早朝、北アルプスがピンクやオレンジに染まる〝モルゲンロート〟を眺められるのは、夜明け前に作業を始めるパン屋の特権かもしれません」





年中快適な高断熱の家。素足に心地いい無垢フローリングを家中に
N邸に入って驚いたのは、11月中旬の取材だったにも関わらず、お子さんたちが裸足で家中を走り回っていたこと。「以前の家も断熱性は高かったけれど、ここはそれ以上に感じます。リビングのエアコン1台で家中暖かい。薪ストーブを焚くのは真冬にとっておきます」とNさん。
床材はオークの無垢フローリング、壁は漆喰、リビングダイニングの天井は無節のスギ板張りと、Nさんが希望した自然素材もまた空間にぬくもりをもたらし、居心地をよくしています。加えて、キッチンやトイレ、脱衣室にまで無垢のフローリングを採用したのも、Nさんの要望から。「お風呂上がりの素足にとてもきもちいいんです。夏は大人も裸足で過ごしていますよ」
リビングのソファに座ると、西側の高窓から空が見えて、夜にはここからお月見もできるそう。ダイニングから出られるウッドデッキには椅子やハンモックを置いて、子どもたちは絵を描いたり、夏には夕涼みしたり。「以前は休日になると外に出かけたくなったけど、今は家でくつろぐ時間が心地よくて、満たされます」
移住という選択の先で、改めて向き合った住まいづくり。そこには、家族でにぎやかに楽しむ豊かな時間が流れていました。




| 所在 | 安曇野市 |
|---|---|
| 敷地面積 | 343.00㎡(103.55坪) |
| 床面積 | 116.76㎡(35.25坪) |
| 工法 | 木造在来軸組工法 |
基礎/ベタ基礎
構造材/柱:スギ105㎜角、梁:ベイマツ・一部集成材、土台:ヒノキ105㎜角
断熱材/天井:吹き付け硬質ウレタンフォーム200㎜、壁:ポリスチレンフォーム80㎜・グラスウール充填+防湿フィルム貼り、基礎:フェノールフォーム保温板100㎜
主な外装仕上げ/屋根:ガルバリウム鋼板立平葺き、外壁:ベルアート塗装
主な内装仕上げ/天井・壁:フェザーフィール塗装、床:オーク無垢フローリング
開口部/アルミ樹脂サッシ複層ガラス(アルゴンガス入り)
キッチン/クリナップ ステディア キッチン熱源/ガス バスルーム/TOTO サザナ
暖房の種類/薪ストーブ・エアコン

【オーナー様の声】
01:家づくりで一番大切にしたことは?
→心地よさを第一に考え、水周りも含めて家中を無垢フローリングにするなど、木をふんだんに使ってもらいました。
02:こうしておいてよかった、と思ったことは?
→ZEH住宅で、省エネ性の高さを実感できたこと。店舗兼住宅なのに、光熱費は以前の家と変わりません。
03:小林創建に頼んでよかったことは?
→「craft」を提案してもらえたこと。小林創建さんでなければ、こんなに快適な住まいと店舗はできませんでした。
【インテリアコーディネーターから】
01:この住まいのコンセプト、ポイントは?
→北アルプスを望む開放的な暮らし。店舗と住居の動線を分けること、素材感を生かす空間づくりを心がけました。
02:この住まいの見どころを3つに絞るなら。
→板張り勾配天井と関節照明が心地いいリビング、店舗の造作カウンター、棚背面まで板張りにこだわった造作洗面です。
03:住まいづくりで一番大切にしていることは?
→家族が自然と集まり、暮らしやすさとデザイン、良質な素材を生かした、永く愛せる住まいをつくることです。





※住まいnet46号(2026春夏)掲載記事となります。





























