施工事例

規格住宅|BinO

満ちる光が心まで明るくする室内に風景を取り込む4連窓の家|北安曇郡

  • #新築
ラインナップBinO BOOOTS
所在地北安曇郡
敷地面積359.05㎡
建物面積1F:57.96㎡ 2F:46.37㎡ 合計104.33㎡
間取4LDK

大好きな電車が窓から見えた瞬間、3歳の息子さんがウッドデッキへ駆け出した。
8帖もの広々としたウッドデッキは、田園の中を駆け抜ける電車を眼前で楽しめる特等席。
アウトドアリビングの役割を持つウッドデッキは、内と外をシームレスにつなげている。

北アルプス、田園、電車。贅沢な風景を余すところなく味わう大開口

「インスタグラムで規格住宅の『BinO』を見つけ、小林創建さんの見学会に足を運び即決しました」とNさんご夫妻。

プランが豊富で迷いに迷ったが、南は田園風景、北はアルプスという抜群のロケーションを活かすため、上下階を貫く大きな4連窓が特徴の「BOOOTS」に決めた。

3歳と生後7か月の兄弟を子育て中のご夫妻は、自然が大好き。
「子どもたちはなるべく外で遊ばせたい」とウッドデッキをプラン規定の倍の広さに。
さらに庭のスペースを広く取るため、プランでは北にあった玄関を東に移した。

駐車スペースも含めると庭は約90坪の広さ。「子どもが転んでも怪我をしないよう、芝の面積を増やしたい」というご主人の希望で、コンクリート部分は駐車場とアプローチのみ。芝が青々とした緑になるのが楽しみ
4連窓とスクエアフォルムが洗練された印象を与える「BOOOTS」。バルコニーとデッキの木目が温もりを添える
「The安曇野」と言いたくなる、抜群のロケーションに建つN邸。ナチュラルな雰囲気がお好きな奥さまの希望で、外壁はやさしいホワイトに。ウッドデッキや軒天は明るいオレンジ色の差し色を加えた。片流れの屋根が北アルプスに映える。
2階のタタミスペースから吹き抜け越しに景色を望む。目の前の田園風景とアルプスを一望できるのは、この地ならではの贅沢。大きな窓が多いN邸だが、断熱性が高いアルゴンガス入りのLow-E複層ガラスと樹脂サッシのおかげで一年を通じて快適だとか。

子育て世代に寄り添った安心で心地よい暮らしを実現

寝室として使用している1階の和室は、どことなくこもり感のある雰囲気。
2階のタタミスペースは小上がり式。北に面するため、アルプスが見えるように窓をあしらった

タタミの部屋が1階と2階両方にあるのも特徴。
お子さんの小さなうちはなるべくフラットに生活できるよう、1階の和室を寝室に。2階の小上がり式タタミスペースにはおもちゃを置き、家族みんなでくつろげるプレイルームとして活用している。
「小上がりの縦長窓は、下部をFIXにしてもらって子どもが開けられないように。細部まで配慮していただき、安心して子育てできます」と奥さまは笑顔を見せる。

無垢材の床は肌触りが柔らかく、「冬でも裸足で過ごせました」とご主人。
部屋に満ちる光も窓を通り抜ける風も心地良く、4連窓からの美しい風景が笑顔の家族をそっと包んでくれる。

腰壁のクロスとペンダントライト、濃淡のグレーが調和するキッチン。「カウンターの奥行きを、大皿ものせられる25㎝に調整。目の前のダイニングテーブルへの配膳がスムーズになりました」
キッチンの対面カウンターの前にあるスタディスペースは、ご主人のアイデアで設けたもの。壁に小さなスポットライトを備え、机上はいつでもすっきり
玄関のオープン収納は、子どもの成長に合わせてフレキシブルに対応できるよう可動棚になっている
2階の個室の間にある、3帖のファミリークローゼット。シーズンオフの布団などもここに収納
洗面台はすべて造作。シンクはSNSで人気の高いTOTO製「実験用シンク」。広く深さがあり、汚れた服もザブザブ洗える。水彩画のような繊細な風合いが美しいモザイクタイルも奥さまのセレクト
乾きにくい洗濯物は吹き抜けで部屋干し。ファミリークローゼットが横にあるので干す、しまう、がスムーズに完結
2階のフリースペースは吹き抜けを介してLDKとつながるが、不思議と心落ち着く場所。風景を眺めながらボーッとできそう

ナガノの家 vol.24 2025秋冬号掲載

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